社名の「コトバ」には、『言葉』と『“個と場”』という2つの意味が含まれています。
言葉
もちろんこれは、私たちが日常交わし合う『言葉』そのものを指します。
そこには、個々人の感情や思考、イメージ等、色々な価値観が込められていますね。
企業活動においてでも同じです。
ただ、企業においては、より『言葉』の持つ意味が深くなります。
それはなぜか?
色々な価値観を持った人々どうしが一定の同じ目標に向かって進んでいく必要があるからです。
ですから、社内で日々交わされる一つひとつの『言葉』が企業にとって、大切な財産でもあると言えるのです。
そしてまた、色々な価値観を持った人々が一定の同じ目標に向かって進んでいくために、統一しておくべきもの・・・
企業理念・コンセプト・ヴィジョン等と呼ばれる、企業活動すべての軸となる価値観。
これを感覚ではなく、しっかりと言語化し、可視化することで、
社内に一本しっかりとしたブレない軸を作っておくことは何よりも重要であると信じます。
「『言葉』で経営を良くする」という願いを込めて。
個と場
「個とは個人を指し、場とは組織を指します。
企業活動の中での最小単位、個人。
また様々な人数や顔ぶれがあるであろう、企業活動単位である組織。
個人の力は高くても、組織全体の力として結集していないと企業の力は散漫して弱い。
能力の高い一部の人による支配で組織全体の力は高くても、配下の個人が受け身では企業の力はまた弱い。
やはり、個人と組織、それぞれがバランス良く力を発揮できて、はじめて企業の力が最大限に増幅するはずです。
「『個と場』で経営を良くする」という願いを込めて。
デザイン
一般的にとらえられている、単に色や形をキレイに整えることだけの意味ではありません。
まったく何もないところに、ゼロから創り上げること、
今あるものをいったんやめてしまって、新しいものを創ること、
今あるものの形を変えてみること、たし算したり、ひき算したり。
その感覚は、「建築設計」に似ているのかもしれません。
しかしながら、弊社の扱わせて頂くものは、ビルや家ではなく、ココロという目には見えない世界。
企業活動の中で起こる様々な問題や課題、その中でも人と人との人間関係。
だから難しい・・・。
でも、だからといって感覚や何とかなるさではいけないのです。
「思い」や「価値観」、「感情」「思考」を言語化・可視化し、
伝わりにくいココロとココロの通じ合いを整理化・体系化して、
その企業にとって、人・組織にとって、あるべき姿=『理想』を実現すること。
それが弊社の考える『デザイン』なのです。