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教育・研修


教育研修と言えば、以下のようなメニューが思いつきますね。

①新人研修

②管理職研修

③リーダー研修

こういった教育研修も大事ですし、弊社でもご希望があればお手伝いさせていただくことも可能です。

しかしながら、

教育研修とは、こういったものよりも、もっと大事なことがあるんです。

 

上記のような教育研修は、会社側は、実施すればそれでOKという感覚に陥りやすく、

一方で、受講した側も、その時には熱が上がりますが、ちょっと経てばまた元どおり

・・・なんてことも往々にして起こりうる訳です。

 

つまり

形だけになりやすく、持続性がないことが問題です。

では、形だけでなく、持続性・継続性のある教育研修とは一体どんなものなのか?

 


場づくり

「場」とは何でしょうか?

それは、『組織における人と人が、情報交換を行う中で、互いに理解し合い、

共通の体験をする環境』と言えます。

 

電子メールやSNSなどのデジタルな情報交換が主流の今の世の中で、

顔と顔を見合わせたリアルな対話によってこそ成立するものと言っても過言ではありません。

相手の表情やしぐさ、会話の間、強弱、身振り手振り、

また、その場の高揚感や緊張感等の“空気感”は、

どれだけ発達した「テレビ電話機能」でも、リアルな対話にはかないません。

 

かつ、

そのリアルな対話で『同じものを見る』という重要性があります。

例えば、数人で会議をしている状況で、進行役の人が「四角」と言ったとしましょう。

それを聞いたある人は、「平行四辺形」を想像し、またある人は「立方体」を想像しながら

聞いているかもしれません。

人は、言葉で話しているだけでは、案外頭の中で想像していることがバラバラなんです。


では、そんな時にどうすればいいか?

あなたもよくやってますよね?

・・・ホワイトボードです。

「四角」を伝えたければ、その「四角」を実際に書けばいいんです。

ホワイトボードに書かれた「四角」を見た人たちは、みんなその「四角」のことだと

共通の理解で話が進んでいきます。

簡単な例で言えば、『同じものを見る』とはこういうことです。

 

しかし、

会議ならまだしも、ちょっとした打ち合わせや朝礼だったらどうでしょう?

ホワイトボードはなかなかありません。

それでも、『同じものを見る』んです。

紙でも、タブレット端末でも、とにかく視覚的に『同じものを見る』という習慣をつける。

 

それが場づくりの第一歩です。